更新日:2023/3/19
コロナ後の働き方①
新型コロナウイルスの大流行により、価値観や働き方、ライフスタイルに至るまで変化を求められ、実際に変化してきました。
テレワークが可能な職種は出来るだけ出社せずに仕事を行い、プライベートでも他人との接触を控える為外出自粛をしてきました。
それでも新型コロナの収束は見えず、収束を目指すと共に「共存」をしていかなくてはならないと言う見方も出てきています。
仮に新型コロナが収束したとしても、過去にペストや新型インフルエンザ等いくつものパンデミックがが発生している歴史がある為、新たなパンデミックは必ず訪れると言われています。
そんな中、今回働き方の変化についてお話していきたいと思います。
何回かに分けていくので、よろしければお付き合いの程よろしくお願い致します。
大都市から地方へコロナにより変化した働く地域
新型コロナ流行以前では大都市が“良”とされてきましたが、2020年5月7日 サイドウォークラボ(Googleの親会社であるアルファベット(alphabet)の傘下企業の一つ)カナダのトロント市で進めていた都市開発から撤退をすると発表がありました。
2017年からスマートシティー計画を進め、完成イメージは高層マンションや飲食店、公園等を集め、大都市を造る予定でしたが、新型コロナが大都市を感染の中心となり猛威を振るった為、コロナ後は人々の価値観や考え方が変わる事を見越し中止を発表したようです。
このように、世界の価値観がコロナの影響で大きく変わっていっています。
もちろん介護業界のようにテレワークへの移行で済ませられる業務が非常に少ない業種も有ります。
ですが、もっと大きな意味で考えると「働く地域」を考え直す時期かもしれません。
大都市の方が賃金が高いと言うイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、実は生活する為のコストを考えると地方の方が残るお金も多いと言う事がよくあります。
ただ、都会の方が「遊ぶ所」「買い物がしやすい」「おしゃれなものがある」と言う理由も有り、大都市近郊に住まわれていらっしゃる方もいるかと思いますが、今回のコロナの影響でテレワークが進み、「会社に出社する意味」が見直されています。
つまり、出社しなくても仕事が出来るなら、わざわざ通勤ラッシュでしんどい思いをし、感染のリスクを上げる事はない、、、であれば、空気の良く3密になりにくい地方での仕事を検討されている方が増えているそうです。
所謂「分散型都市化」です。
今までは人が集まるところは需要も大きい為、ブランドやおしゃれなものが集まる傾向にはありましたが、今後分散していくと、地方でも大都市と同じようなモノを見て、手に入れる事が可能になっていく可能性も有ります。 いえ、そもそもインターネットで大概の物を買うことが出来る世の中で、例えばお店はバーチャルだけで成立してしまうようになるかもしれません。
そうなると、ますます大都市に住む意味が薄くなっていくかもしれません。
テレワークの時代へ
簡単にまとめますと、、、
大都市に住むメリットは少なくなり、むしろリスクが上がっていくのではと言うのが今回のコロナ騒動から生まれた考え方の一つです。
今までは個人情報の取り扱い等が大きな課題となり、なかなかテレワークへの移行が出来ていませんでしたが、今回の騒動で必要に迫られ一気に開発が進み次々にテレワークに移行し、コロナ後も維持をしていくと発表している企業が多数出てきています。
おかげで時間も節約出来、様々な働き方にも対応出来る可能となりました。
建築物に求められる事も変化すると言われています。
自宅にワークスペースを設ける、例えば2LDKW(W…ワークスペース)のような建物が出てくるかもしれませんね。
次回に続きます。