実務者研修って何?
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基礎から応用まで
介護福祉士を目指すなら必須の資格実務者研修は、介護のキャリアステップで次のステップとなる介護福祉士の受験資格として必須の条件になります。初任者研修と同様、介護の基礎知識を学ぶところから始まりますが、 カリキュラムの時間数でいうと初任者研修が130時間に対して実務者研修は450時間の履修が必要です。実技研修ではこれまで医療従事者しかできなかった、 たん吸引や経管栄養を学ぶことができます。
介護職員初任者研修と実務者研修の違いとは?
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受講科目の多さ
未経験から実務者研修を受講する場合は、初任者研修が130時間の受講に対し、450時間の受講が必要になります。初任者研修の資格等を保持している場合はこの限りではありません。
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修了試験がない
初任者研修の場合は修了試験が必須でしたが、実務者研修の場合は自宅学習および実技研修の全カリキュラムを修了することで資格を取得できます。
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介護福祉士の受験資格になる
平成28年度から国家資格である介護福祉士の受験資格として実務者研修の修了が必須となりました。介護福祉士を受験するには、実務者研修の受講とともに実務経験3年以上が必要となります。
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サービス責任者になれる
平成31年4月から訪問介護事業所での配置が必須となったサービス責任者。このサービス責任者になるには実務者研修の修了か介護福祉士の資格が必要です。実務業務に加えて手続きや相談などの 調整もおこないます。
どのくらいで資格は取得できる?
実務者研修の総カリキュラム時間は450時間となります。自宅学習(座学)と実技研修の両方を全て履修して資格を取得することができます。未経験者も取得できる資格ですが、初任者研修を資格している場合は カリキュラムの一部が免除されます。また、実務者研修は修了試験がありません。
実務者研修の資格取得には
このような学習が必要です
- 科 目
- 時 間
- 人間の尊厳と自立
- 5時間
- 社会の理解Ⅰ
- 5時間
- 社会の理解Ⅱ
- 30時間
- 介護の基本Ⅰ
- 10時間
- 介護の基本Ⅱ
- 20時間
- コミュニケーション技術
- 20時間
- 生活支援技術Ⅰ
- 20時間
- 生活支援技術Ⅱ
- 30時間
- 介護過程Ⅰ
- 20時間
- 介護過程Ⅱ
- 25時間
- 介護過程Ⅲ
- 45時間
- 発達と老化の理解Ⅰ
- 10時間
- 発達と老化の理解Ⅱ
- 20時間
- 認知症の理解Ⅰ
- 10時間
- 認知症の理解Ⅱ
- 20時間
- 障害の理解Ⅰ
- 10時間
- 障害の理解Ⅱ
- 20時間
- こころとからだのしくみⅠ
- 20時間
- こころとからだのしくみⅡ
- 60時間
- 医療的ケア
- 50時間
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