更新日:2025/6/27
【梅雨でも油断禁物】脱水症状と夏バテを防ぐ5つの習慣 〜湿度が高いこの時期にこそ注意したい、体調管理のポイントとは?〜

こんにちは<m(__)m>
蒸し暑い日が続いておりますが、皆様お変わりありませんでしょうか。
湿度は高いのに脱水症状気味、なんて方もいらっしゃるかと思います。
今回は脱水症状や、夏バテについてお伝えしたいと思います(^^)
雨が続き、気温がさほど高くない梅雨の時期。「夏の暑さが本格化してから対策を始めよう」と考えている方も多いのではないでしょうか。しかし実は、脱水症状や夏バテの兆候はこの梅雨の頃から始まっているのです。
「気温はそこまで高くないのに、なんだか体がだるい」「あまり汗をかいていないのに頭が重い」――そんな体調の変化には、隠れたリスクが潜んでいます。この記事では、梅雨に起こりやすい脱水と夏バテの原因、そして日常の中で取り入れやすい5つの予防習慣をご紹介します。
■ なぜ梅雨に脱水症状が起こるのか?
脱水と聞くと、猛暑の日に屋外で大量に汗をかいた時を想像しがちです。しかし、梅雨のような高湿度の時期こそ、体内に熱がこもりやすく、無自覚な脱水状態になりやすいのです。
湿度が高いと、汗をかいても蒸発しにくく、体温調節がうまくいきません。体の中に熱がこもり、「何となく気分が悪い」「ぼーっとする」といった症状が出ることがあります。加えて、室内で過ごす時間が長くなることで、水分補給の頻度も下がり、**「気づかないうちに水分が足りていない」**という状況に陥りやすくなるのです。
特に高齢者は、加齢により喉の渇きを感じにくくなる傾向があり、脱水症状に気づくのが遅れがちです。
■ 夏バテの兆候にも注意
「まだ夏じゃないから大丈夫」と思っていませんか?実は、夏バテの原因となる生活習慣の乱れやストレスは、梅雨から始まっているのです。
気温差の激しい日が続いたり、ジメジメした空気に長時間さらされると、私たちの自律神経が乱れやすくなります。その結果、胃腸の働きが弱くなり、食欲不振や消化不良が起こるなど、「なんとなく不調な日」が増えてきます。
また、夜も蒸し暑くなりはじめ、睡眠の質が下がることも疲労感を加速させます。
“「だるい」「眠い」「食べられない」”という状態が続いたら、夏バテの前兆かもしれません。
■ 脱水・夏バテを防ぐ5つの生活習慣
そんな梅雨の不調を予防するために、今すぐ実践できる5つの習慣をご紹介します。
① こまめな水分補給(1日1.5~2Lを目安に)
喉が渇いたと感じる前に、定期的に水分をとることが重要です。お茶や水だけでなく、味噌汁やスープも水分補給の一部になります。カフェインやアルコールは利尿作用があるため、摂りすぎに注意しましょう。
② 冷房に頼りすぎない
エアコンを使いすぎると、汗をかく機能が衰えたり、自律神経が乱れたりします。適温(25~28℃)と適度な換気を意識し、扇風機なども併用して冷やしすぎを防ぎましょう。
③ 食事は“冷たい+温かい”のバランスを意識
そうめんや冷やし中華など、冷たいものばかり食べると胃腸が冷えて機能が低下します。温かい味噌汁や温野菜などを1品加えるだけでも、体内の代謝を助けます。
④ 軽い運動や入浴で代謝を維持
散歩やストレッチなど、無理のない範囲で体を動かしましょう。また、**湯船に浸かることで血行が促進され、自律神経も整います。**シャワーだけで済ませがちな季節こそ、意識的に入浴を。
⑤ 活動時間を“朝夕の涼しい時間帯”にずらす
昼間の暑さを避け、朝や夕方に散歩や買い物をするようにしましょう。外出時は、帽子や日傘などで直射日光を避ける工夫も忘れずに。
おわりに:体調管理は“今”からがカギ
梅雨は、知らず知らずのうちに体調が崩れやすくなる季節です。
「夏が来てから気を付けよう」ではなく、“今”から備えることが、真夏を元気に乗り越える秘訣です。
高齢者の方、ご家族、介護施設の職員の皆さまは、ぜひ日頃のケアや声かけの中にこの情報を取り入れて、体調不良の予防につなげてください。