更新日:2022/11/16
「介護福祉士」を目指す学生に毎月5万円
奨学金返済
現代において、若い方の「奨学金返済」と言うワードを耳にする機会が多くなった気が致します。
実際に、日本学生支援機構の調査(平成30年度)によると、
大学(昼間部)で47.5%
短期大学(昼間部)で55.2%
大学院修士課程で48.0%
大学院博士課程で53.5%
上記割合で奨学金を受給しているようです。
実際にこの数字には、申請したが不採用であった方や、希望するが何らかの理由で申請しなかった方の数字は
含まれていません。その為、多少の誤差がある前提での数字となりますが、概ね半数の学生さんが奨学金を
受給していると言う計算になります。
そんな中タイトルにもあるように、介護福祉士を目指す学生さんには朗報となる内容となります。
今年度の第2次補正予算案について政府は11月8日に閣議決定をされました。
その中に、介護福祉士の養成校に通う学生に学費を補助する修学資金貸付制度に新たに12億円が計上されまし
た。
これは年々介護福祉士を目指す学生が減っている為の対策として、の対策になります。
☆概要☆
介護福祉士の養成校に通う学生に金銭的補助を行い、資格取得後に介護現場で5年間働けば返済を全て免除となります。
介護現場に就職しなかった場合には、返済は必要となります。
☆内訳☆
・入学準備金 20万円
・学費 5万円/月
・国家試験対策費 4万円
・就職準備金 20万円
※上限額
2025年問題と言うのは皆さんも耳にした事があるかと思いますが、実は2025年以降高齢者数も減りますが
労働力人口も減って行く為、差は縮まらないと言うデータも発表されています。
外国の方々にも頼らざるを得ない状況にはなっていますが、日本の若い方々にも是非目指す業界の選択肢の一
つとして頂ければと思います。